殺生してはいけない最近お葬式の籠盛を見て気になることがあります。盛られているのが、海苔、椎茸、果物の缶詰、高野豆腐、お茶 昆布、うどん、蕎麦などならお供えとして適当なのですが、 カレー、シチュー、ラーメン、などの 動物性のものが盛られています。 以前からそうだったんでしょうか? 記憶にありませんが最近気になっています。 お葬式の後のお膳なども、精進ではなく、 最近は肉・魚が使われていることがほとんどです。 別に気にされない方がほとんどかも知れません。 かつては、四十九日までの間は精進料理を 食べる習慣がありました。しかし、現在ではそのようなことを 気にされる方も少ないでしょう。 なぜ精進なのでしょうか? 現在では、肉も魚もスーパーに行けば、 切った状態で売られています。 そこから生きている動物や魚を 想像することは難しいかもしれません。 さらに調理した状態で売られていれば、 もっと想像しにくいかもしれません。 しかし、もともとは動物も魚も生きていたのです。 そのことを理解していただければ、 なぜ、昔の人が精進していたかお判りのはずです。 昔は肉も魚も自分で殺して手に入れる方が 多かったのでしょう。 さすがに、お葬式の時やその後しばらくは殺生を控える のが当然だったのではないでしょうか |